虫が大好きな長男の小学校1年生の夏休み。
初めての自由研究は何にしようか考えた結果、昆虫標本作りに挑戦しました。
標本作りは私も初めてだったので、まずは作り方を調べるところからスタート。
必要な道具を揃え、昆虫が夏休み中にちょうどよく死んでくれるか心配しながら待ち、最終的には夏休み最終日に完成しました。
今回は、カブトムシのオスメス、ノコギリクワガタのオスメス、トンボ、アブラゼミの6匹を標本に。
標本だけでなく、昆虫を比較するレポートも作りました。
そして完成した作品は学校で選ばれ、市内の科学展へ出品されることに。
この記事では、小学1年生が初めて昆虫標本を作った様子を、材料や費用、作り方、自由研究のまとめ方、科学展に出品して分かったことまで、実体験をもとに紹介します。
この記事でわかること
- 小1の自由研究で昆虫標本を作った実際の流れ
- 昆虫標本に使った材料と費用
- カブトムシ・クワガタなどを標本にした方法
- 小1本人ができたこと、親が手伝ったこと
- 標本と一緒に作った自由研究レポートの内容
- 学校で選ばれて科学展に出品した感想
- 実際に作って分かった失敗・反省点
小1の自由研究で昆虫標本を作ることに
長男は以前から昆虫が大好き。
今年は特に昆虫熱が高く、毎週末のように夫と子どもたちで虫捕りへ出かけていました。
夏の間に捕まえたノコギリクワガタはなんと60匹超。
カブトムシも数匹いました。

そんな我が家なので、自由研究もやっぱり昆虫系。
最初は「何を研究しようかな」と考えていましたが、ふと思いついたのが標本作りでした。
ただ、私も標本作りは初めて。
道具も作り方も分からなかったので、まずは調べるところから始めました。
今回標本にした昆虫
今回標本にしたのはこちらの6匹です。
| 昆虫 | 性別 |
|---|---|
| カブトムシ | オス |
| カブトムシ | メス |
| ノコギリクワガタ | オス |
| ノコギリクワガタ | メス |
| トンボ | 不明 |
| アブラゼミ | 不明 |

カブトムシとクワガタは飼育していたもの。
トンボはキャンプで捕まえたもの、アブラゼミは身近な場所で見つけたものです。
また、旅行先で見つけた立派なカブトムシのオスを持ち帰ったところ、翌日に死んでしまうという偶然もありました。
なかなか揃わなかったカブトムシでしたが、結果的にちょうど6匹。
標本として並べてみると、かなりそれらしい形になりました。
夜の虫捕りができなくなったのは残念
今年は毎週末のように虫捕りに行っていました。
夜の森へ行くこともあり、真っ暗な中でノコギリクワガタを探していました。
そこはあまり知られていない場所だったこともあり、ノコギリクワガタがたくさん。
6cmを超える大きな個体が捕れることもあり、我が家のお気に入りの虫捕りスポットでした。

ところが、ある夜の虫捕り中に駐車していた車にいたずら傷をつけられてしまい……。
大事な車なので、そこから夜の虫捕りはやめることにしました。
その後は早朝や午前中に虫捕りへ。
それでも毎回5~10匹ほど捕まえることができました。
夜の虫捕りができなくなったのは残念でしたが、今年の夏はたくさんの昆虫と出会えました。

昆虫標本作りにかかった材料と費用
材料は100均で揃えようかとも考えました。
ただ、標本箱として使いやすそうなものが見つからなかったので、今回はすべてAmazonで購入しました。
標本作りに使ったもの
| 材料 | 商品 | 購入金額 | 購入リンク |
|---|---|---|---|
| 標本箱 | シーラケース製標本箱 | 2,640円 + 送料760円 | ![]() Amazon |
| 昆虫針 | insectech 有頭 志賀昆虫針 4号 | 1,000円 | ![]() Amazon |
| マチ針 | 待針屋のガラス玉まち針 中玉 60本 | 638円×2 | ![]() Amazon |
| 発泡スチロール | 5mmスチレンボード端材 A5×8枚 | 998円 | ![]() Amazon |
| 防虫剤 | ピレパラアース 1年用 無臭タイプ 48包 | 562円 | ![]() Amazon |
| 乾燥剤 | iJINJIN シリカゲル2g×20個 | 398円 | ![]() Amazon |
| ラベル | ニチバン マイタックラベル 38×85mm | 187円 | ![]() Amazon |
合計7,821円
すべてAmazonで購入しました。
標本箱は28cm×20.8cm×7.2cm。
今回6匹を並べるにはちょうどよいサイズでした。

標本作りの材料だけで考えると、標本箱が一番大きな出費です。
でも、ちょうどいい箱を探す労力を考えると思い切って買って良かったです。
この標本箱であれば発泡スチロール板などを敷かずに針を刺せるので使いやすかったです。
昆虫標本を作ってみた
今回、私も長男も初めての標本作り。
最初に私がやってみて、その後できそうなところを長男に任せていきました。
基本的には、昆虫が死んで体が固まる前の状態で作業しました。
我が家では、死んだらすぐに取り出してもらうよう長男に伝えていました。
実際には、死んでからだいたい翌日~2日目には標本作りをしています。
体が固まってしまった昆虫は今回は使いませんでした。
まずは昆虫をきれいにする
昆虫が死んだら、長男がキッチンペーパーなどを使って体についた土や汚れをきれいにしました。
ここは長男が自分でできる作業です。
昆虫針を刺して固定する
まずは昆虫針を使って昆虫を固定します。
カブトムシやクワガタは胸部の中央から少しずらした位置に昆虫針を刺しました。
ここは失敗すると怖かったので、最初は私がすべて行いました。
私自身も初めてだったので、調べた情報を確認しながら、
「ここかな?」
「これでいいのかな?」
と、かなり手探りでした。
カブトムシやクワガタは思っていたより体が硬く、昆虫針を刺すときには少し力が必要でした。
一方、セミやトンボは比較的柔らかく、昆虫針を刺すこと自体はそれほど難しくありませんでした。

マチ針で足や触角を整える
昆虫針を刺したら、今度はマチ針を使って足や触角、羽などの形を整えていきます。
ここからは長男にもどんどん挑戦してもらいました。

最初は私が見本を見せました。
その後は長男が自分でマチ針を刺して固定。
ただ、最初から上手にできたわけではありません。
よく見ると、
「そこ、足に全然触れてないよ!」
という場所にマチ針が刺さっていることも。
最後に私が微調整しました。
それでも、思っていたより長男が自分でできたことには驚きました。

昆虫ごとに少しずつ形を変えてみた
標本はすべて同じ形にしたわけではありません。
昆虫を見ながら、自然に見える形を意識して整えました。
クワガタ
クワガタは羽が少し開いた状態で死んでいた個体もいたので、その羽を広げて標本にしてみました。
あごは少し開き気味に。
足は無理にポーズを作らず、自然に開いた形にしました。
左右のバランスを見ながら、全体的にオーソドックスな形にしています。

トンボ
トンボは羽が折れてしまいそうで怖かったので、できるだけ慎重に。
羽をきれいに広げることを意識しました。
しかし、ラベルを貼るときに尾の先が折れてしまったのでここは接着剤で修復しました。
アブラゼミ
アブラゼミは長男がほぼすべて自分で固定しました。
そのため、足や手が少し閉じた状態になっています。
でも、これも初めての標本作りの記録。
今回はあえてそのままにしました。
発泡スチロールに固定して乾燥
標本を乾燥させるときは、5mmのスチレンボードを使いました。
ここに昆虫を固定して乾燥させます。

乾燥場所は、なんと電子ピアノの上。
電子ピアノの上にちょうどいいスペースがあり、エアコンの風も当たる場所でした。
子どもたちがうっかり触って落とさないような場所でもあり、結果的にはちょうどよかったです。
標本を置いて、1~2週間ほどそのままにしました。
1週間くらいでも固まっていたと思いますが、念のためしばらく置いてから確認しました。
標本からなかなかのにおいが……
ここは実際に作ってみて初めて分かったこと。
カブトムシやクワガタは、少し昆虫らしいにおいがしました。
そしてセミは……なかなかのにおい。
私は鼻炎でにおいがあまり分からないので平気でしたが、家族にはしっかり分かったようです。
乾燥が終わったら、すぐに標本箱へ。
そのほかの昆虫もジップロックなどを使って密封していました。
乾燥後に標本箱へ
十分に乾燥したところで、マチ針を抜いて標本箱へ移しました。
標本箱には防虫剤と乾燥剤も入れています。

防虫剤と乾燥剤はどうやって固定するのか分からず、今回はセロハンテープで貼りました。
ところが、後から科学展でほかの標本を見ると、昆虫針を使って固定しているものが多いことが分かりました。
こういうところも、初めてだからこその発見でした。
標本箱への固定は昆虫針1本で
最初は昆虫1匹につき昆虫針1本で固定しました。
ところが、科学展へ持っていく途中で、体が大きかったカブトムシのオスが少し斜めになってしまいました。
大きめの個体は、移動することまで考えると昆虫針を複数本使ったほうがよかったかもしれません。
次に作るときの反省点です。
小1の長男ができたこと
今回の標本作りでは、できるだけ長男自身にやってもらいました。
もちろん、小学1年生なので全部を一人でやったわけではありません。
私がやったこと
- 最初の昆虫針を刺す作業
- 長男が固定した後の微調整
- レポート全体の構成
- レポートの枠組み作り
- Excelで表や枠を作成
- タイトルを一緒に考える
- 「標本のつくりかた」の絵の案を一緒に考える
長男がやったこと
- 昆虫が死んだら取り出す
- キッチンペーパーで汚れを落とす
- マチ針で足や触角などを固定する
- セミの標本作り
- レポートの内容を考える
- レポートの絵を描く
最初に見本を見せれば、マチ針での固定は思っていたよりできました。
もちろん、全然関係ない場所にマチ針を刺していることもありましたが、それも含めて本人にやってもらいました。
私も初めての標本作りだったので、最初は二人で「これどうするんだろう?」と言いながらの作業。
親が完璧な見本を見せて、子どもがその通りに作るというより、一緒に調べながら作った自由研究になりました。
ラベル作りが一番大変だった
個人的に一番大変だったのが、標本のラベル作りです。
長男自身に書いてもらいましたが、小学1年生。
まだひらがなを書くのも得意ではありません。
大きめのラベルシールを購入して書いてもらったところ、文字が大きく、ガタガタ。
はみ出したり、書き間違えたり。
ペンで一発勝負なので、何枚も失敗しました。
最終的には鉛筆で薄くマス目を書いて、その中に書いてもらいました。

なんとか夏休み最終日に完成。
今振り返ると、次回はパソコンで印刷してもいいかなと思います。
ただ、今回については、小1の本人が頑張って手書きしたラベルも作品の一部。
これはこれでよかったと思っています。
自由研究のレポートも作りました
標本を作るだけでも十分自由研究になりそうでしたが、今回はレポートも作りました。
「昆虫標本の自由研究ってどうやってまとめるんだろう?」と調べたところ、標本と一緒にレポートを作っている例もあったためです。
ちょうど家にA4用紙を挟んで冊子にできるものがあったので、A4コピー用紙5枚を使ってまとめました。
一応雰囲気が分かるように写真を載せますが、小1男子のリアルはこんなもんです。これでも頑張って作りました。
表紙
表紙には、
- タイトル
- 絵
- 名前
を入れました。

長男は絵もあまり得意ではありません。
それでも頑張って描きました。
練習として、実際に標本にしたカブトムシを見ながら絵を描いてみると、最初に描いたものより細かい部分まで観察できるようになり、少し本物らしい絵になりました。
1枚目「ひょうほんにしたこんちゅう」
標本にした6匹についてまとめました。
- 昆虫
- 見つけた場所
- 見つけた日
- 気づいたこと
を表にしています。

気づいたことは、長男自身に考えてもらいました。
例えば、
カブトムシのオス
「つのがじょうぶそうでかっこいい」
トンボ
「はねがかっこよかった」
アブラゼミ
「あぶらっこいいろをしていました」
といった感じ。
小1らしい文章で、親としてはなかなか面白かったです。
2枚目「ひょうほんのつくりかた」
標本の作り方を①~⑥までに分けました。
それぞれ四角い枠を作り、絵と文章で説明しています。

ここもかなり苦戦。
何度も練習し、実際の標本を眺めながら描いてました。
死んだ姿はリアルな昆虫のおもちゃをひっくり返して描きました。
①の「昆虫を捕まえる」絵の虫取り網を一筆書きで描くことになぜかこだわっていました(笑)
⑤の「乾燥させる」は長男のアイデアで時計の絵に。他の絵と被らずメリハリがあり、いいアイデアだなあと思いました。
そして3時が一番好きな時間のようです。
3枚目「こんちゅうくらべ」
今回のレポートで一番力を入れたのが、このページです。
カブトムシ・クワガタ・トンボ・セミを比較しました。

基本的な比較項目はこちら。
- 足の数
- 羽の数
- 食べるもの
- 捕まえやすさ
- 鳴き声
さらに、長男自身に「ほかに何を比べてみたい?」と考えてもらいました。
そこで追加したのが、
- 羽の見え方
- つの
- 口の形
です。
標本をじっくり眺めながら、自分で比較する項目を考えたところが今回の自由研究らしい部分かなと思っています。
4枚目「まとめ」
最後は、
- 分かったこと
- 一番好きな昆虫
- もっと調べたいこと
- 感想
を書きました。

ここは、あえて私から答えを教えず、本人に考えてもらいました。
その結果、
「ひょうほんにするのがかんたんだった」
という答えに。
正直、これは「比較して分かったこと」というより、どちらかというと感想です。
でも、初めての自由研究。
親が正解を教えて完成度を上げるより、本人が自分で考えて書いたことを大事にしたいと思い、そのまま完成させました。
感想も、
「大あごやつのがかっこよかった」
など、小1らしい内容になっています。
小1の字、読めない問題
本人の字をそのまま載せると、正直かなり読みにくい。
そこで、レポートの内容は子どもの字を残しつつ、欄外に私の字で簡単に内容を書きました。
標本のラベルも、長男が書いた文字の下に漢字を使って読みやすくしています。
本人が書いたものを消して親が書き直すのではなく、本人の文字を残したまま補足する形にしました。
夏休み最終日に完成!
こうして、なんとか夏休み最終日に完成。
カブトムシのオスがなかなか揃わなかったり、ラベルで何枚も失敗したり。
かなりギリギリでした。

でも、6匹の標本を箱に並べたときは、私もかなり達成感がありました。
初めて作ったにしては、ちゃんと標本らしく見えます。
学校で作品展に選ばれました
完成した標本は、学校の自由研究として提出。
我が家の学校では、標本部門以外にも論文や工夫作品などがあり、その中から市内の科学展へ出品する作品が選ばれました。
長男のクラスで選ばれたのは長男の作品1点だったそうです。
どうやらクラスで標本を作ってきたのが長男だけだったようで、珍しかったことも理由のひとつかもしれません。
本人に聞くと、先生からみんなの前で発表されたそう。
「なにそれ?」と言っている子がいたり、
「選ばれたかったのに~!」
と言っている子がいたり。
先生が何と言っていたのかよりも、友達の反応のほうが印象に残っていたようです。
本人は特に出品を狙っていたわけではありませんでした。
それでも、恥ずかしい気持ちと嬉しい気持ちが両方あったようです。
絵や文字を書くことが得意ではない長男が、好きな昆虫をテーマにしたことで評価されたことは、親としても嬉しい経験になりました。
市内の科学展を見に行ってみた
せっかくなので、ほかの子どちの作品も見てみようと科学展へ。
標本部門を見てみると……
すごい!
カブトムシやクワガタ、蝶など、たくさんの昆虫標本が並んでいました。
博物館で見るような完成度の標本もあり、初めて標本を作った我が家とは別世界。
長男も興味津々で見ていました。
科学展を見て初めて分かったこと
実際に出品してみて、いくつか「知らなかった!」ということがありました。
ラベルは印刷している人が多かった
我が家は小1の長男が一生懸命手書きしました。
でも、ほかの標本を見ると、パソコンで入力して印刷したような小さなラベルが多かったです。
次回作るなら、標本の完成度を上げる目的ではPC印刷もよさそう。
ただ、今回の長男の作品には手書きラベルが合っていたと思っています。
標本だけでも出品できた
今回、自由研究について調べたときに「標本+レポート」という情報を見つけたので、我が家ではレポートも作りました。
でも、科学展を見ると、標本だけで出品している作品のほうが多いくらいでした。
我が家の場合は標本と出品カードだけでもよかったようです。
学校や地域によって募集要項は違うので、実際に取り組むときは学校から配られる案内を確認するのがよさそうです。
標本部門は県への出品がないようでした
標本部門には金賞・銀賞・銅賞がありました。
一方で、標本部門から県の科学展へ出品される形ではないようでした。
県への出品を目指す場合は、論文をメインにして、参考資料として標本を添えるような形が向いていそうです。
※こちらも今回参加した科学展での話なので、地域によって異なると思います。
本格的な標本を見てびっくり
賞を取っていた作品を見ると、長い期間をかけて集めたものや、たくさんの種類を標本にしているものが目立ちました。
一人で10種類ほど標本を出している作品も。
珍しい種類の昆虫も多く、産地を見るのも面白かったです。
石垣島など遠方の産地もあれば、昆虫ショップで購入したものも。
特に習志野市のショップから来た標本が多く、
「こんなに有名な昆虫ショップが近くにあるんだ!」
と知るきっかけにもなりました。
後日、そのショップにも実際に行ってみました。
論文や工夫作品も面白かった
科学展では標本以外も見ました。
論文部門では、さまざまな実験がきれいにまとめられていて、読んでいるだけでも面白い。
工夫作品はさらに別世界でした。
宇宙ステーションの模型や、仕掛けのあるおもちゃ、ロボットなど。
「小学生ってこんなものまで作るの?」と思うような作品もありました。
長男も「作るのも楽しそう」と言っていましたが、こちらはまだまだ先になりそうです。
次男も昆虫標本を作ってみた
実は次男も「自分もやりたい!」となったので、簡易的な標本を作りました。
ただ、標本箱をもう一つ買うとそれなりの金額になるので、今回は専用の箱は用意していません。
発泡スチロール板をコの字型にして、その中に昆虫を入れ、チャック付き袋に乾燥剤と防虫剤を一緒に入れる簡易的な方法です。
これは今後、100均などでちょうどよい箱を見つけて移すか、このまま簡易標本として保存するか考え中。
兄弟で一緒にできる自由研究として、こういう簡易版も意外と楽しそうでした。
初めての昆虫標本で分かったこと
今回初めて標本を作ってみて、一番感じたのは、
思っていたより簡単だった
ということ。
もちろん、本格的な標本を作ろうと思えば、もっと専門的な知識や道具が必要になると思います。
でも、今回のようにカブトムシやクワガタ、セミ、トンボなどを使って家庭で初めて標本を作るのであれば、材料を揃えて、形を整えて乾燥させるところまでは意外と取り組みやすいものでした。
そして何より、昆虫好きの長男にはぴったりの自由研究でした。
昆虫が死んでしまうのが少し悲しくなくなった
これは今回標本を作ってみて、意外だったこと。
今までは、お気に入りのクワガタやカブトムシが死んでしまうと、長男はかなり悲しんでいました。
でも今は、
「標本にできる!」
と、少し嬉しい気持ちにもなるようです。
もちろん死んでしまうこと自体は悲しい。
でも、標本にすれば、その昆虫をずっと残しておけます。
「ずっと一緒にいられる」というのは、昆虫好きの子どもにとって結構大きなことなのかもしれません。
実際に作って分かった反省点
最後に、今回初めて作ってみて「次はこうしたい」と思ったことをまとめます。
ラベルはPC印刷でもよかった
小1の手書きは大変でした。
次回はPCで印刷して、標本としての見やすさを優先してもよさそうです。
ただ、今回は小1らしい作品になったので、手書きで頑張ったことも良い思い出です。
大きな昆虫は固定をしっかりする
カブトムシのオスが移動中に少し斜めになりました。
大きな個体は昆虫針を複数本使ったほうが安心だったかもしれません。
防虫剤・乾燥剤の固定方法を先に調べればよかった
我が家はセロハンテープで貼りました。
科学展では昆虫針で固定している標本も多かったので、次回はもう少しきれいに仕上げたいです。
夏休み最終日は避けたい
一番の反省点です。
昆虫がいつ死ぬか分からないので仕方ない部分もありますが、レポートまで作るならもう少し早めに始めたかった。
特にラベル作りは予想以上に時間がかかりました。
来年の自由研究はどうする?
今年の科学展を見て、我が家はますます昆虫の世界に入りそうです。
まずは来年、珍しいクワガタを集めることになりそう。
今年は昆虫ショップで初めてのオオクワガタも購入し、家で大切に飼っています。
私はニジイロクワガタも欲しいので、来年の夏にはショップへ行きたいと思っています。
自由研究も、また昆虫系になるんだろうなと思います。
レベルアップした標本に挑戦するのも楽しそう。
今回のように昆虫を比較するのもいいですし、昆虫や身近な生き物を使った実験も面白そうです。
長男はカマキリの標本も作ってみたいと言っているので、来年は違う種類の昆虫標本にも挑戦するかもしれません。
小1の自由研究に昆虫標本はおすすめ?
今回、実際にやってみて感じたのは、昆虫が好きな子なら、昆虫標本は自由研究の選択肢としてかなり相性がいいということ。
特に長男の場合は、
- 虫が好き
- 実物を観察するのが好き
- 自分で捕まえた昆虫を使える
- 文字を書くことより、実物を見て考えるほうが取り組みやすい
ということもあり、読書感想文や工作よりも楽しそうに取り組んでいました。
標本を作るだけでなく、
「どこが違う?」
「何を比べてみよう?」
と考えてみることで、自由研究としても広げやすいと思います。
余談|兄弟3人分の自由研究、どうなるんだろう?
今回、長男と一緒に初めての標本作りを頑張りました。
作っている間は、
「いい自由研究になったね!」
なんて思っていたのですが、ふと気づいたことがあります。
これ、次男と長女が小学生になったらどうなるんだろう?(笑)
長男は昆虫が好きなので、今回のような標本作りは本人にぴったりでした。
でも、次男が小学生になったら?
さらにその下の長女も小学生になったら?
3人それぞれに標本を作る?
それとも、それぞれ違う実験をしてレポートを書く?
兄弟で同じテーマにするのか、それぞれ好きなことを自由研究にするのか……。
考え始めると、親のほうが大変そうです。
次男は文章を書くのが得意そうなので、今のところは「読書感想文とか向いてそうだな~」なんて勝手に考えています。
でも、子どもが3人いたら、夏休みの自由研究だけでかなりの仕事量になりそう。
子どもが複数いる家庭って、みんなどうしているんだろう?
今回の標本作りをしながら、そんなことまで考えてしまいました。
まだ長女は0歳。
そんな先のことまで心配する必要はないのですが、3人分の自由研究を想像しただけで、ちょっと気が遠くなります。笑
とはいえ、子どもがそれぞれ「これやりたい!」と思えるものを見つけてくれたら、それが一番。
来年の自由研究も、まずは本人が興味を持ったことから考えていこうと思います。
まとめ|昆虫好きの小1にぴったりだった自由研究
初めての昆虫標本作り。
材料を揃えたり、作り方を調べたり、ラベルに苦戦したり。
最後は夏休み最終日に完成という、かなりギリギリの自由研究になりました。
それでも、長男が自分で昆虫を観察し、マチ針で固定し、絵を描き、自分の言葉でレポートを書いたことで、「自分で作った自由研究」になったと思います。
そしてまさか学校で選ばれ、市内の科学展にまで出品されるとは思っていませんでした。
科学展では本格的な標本をたくさん見ることができ、長男にとっても新しい昆虫の世界を知るきっかけになりました。
何より、好きなことをテーマにした自由研究が評価された経験は、本人にとって良い思い出になったと思います。
昆虫好きの小学生なら、カブトムシやクワガタなど身近な昆虫を使った標本作りは、意外と取り組みやすい自由研究でした。
我が家も来年は、今年より少しレベルアップした標本や、昆虫を使った別の研究に挑戦してみたいと思います。
今回の持ち物・材料メモ
必須だったもの
- 昆虫標本箱
- 昆虫針
- マチ針
- 発泡スチロール・スチレンボード
- 防虫剤
- 乾燥剤
- ラベル
あると便利だったもの
- キッチンペーパー
- ジップロックなど密封できる袋
実際に作ってみた感想
良かったこと
- 昆虫好きの長男が楽しんで取り組めた
- 実物を観察するきっかけになった
- 自分で比較する項目を考えられた
- 標本とレポートの両方を作ることで自由研究らしくまとめられた
- 学校で選ばれ、科学展を見る経験にもつながった
気になったこと
- 夏休み中に昆虫が揃うか分からない
- ラベルの手書きにかなり時間がかかった
- 大きな個体は固定方法をもう少し考えたかった
- 標本からにおいが出ることがあった
これから昆虫標本を作る方へ
昆虫標本は、専門的で難しいものだと思っていました。
でも、実際に初めて作ってみると、材料を揃えて手順を確認すれば、家庭でも挑戦できました。
特に昆虫が好きな子なら、ただ標本を作るだけでも楽しいですし、そこから「昆虫を比べる」「体のつくりを観察する」など、自由研究としてどんどん広げられます。
我が家にとっては、好きなことをそのまま自由研究にできたことが一番良かったです。
来年もきっと昆虫です。笑
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